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夏の冷え症にご注意投稿日 : 2017年6月29日 (木曜日)

夏の冷え症にご注意

冬のものだと思われていた「冷え症」が、いま夏にも多く現れているんです。
「たかが冷え症でしょ?」と甘く見ていると、体調不良を抱えたまま夏を過ごすことに。
夏の冷え性対策を考えてみましょう。

最近、蒸し暑くなってきたせいか、冷たい飲み物がおいしいですね!
梅雨が明ければもうすぐ夏本番。冷えたドリンクはもちろん、アイスやかき氷、
野菜サラダやスイカに冷やしそば。夏にしか味わえない食べ物がありますね。

でも、ちょっと待ってください!
冷えたものばかりを食べていると、身体から必要以上に熱が奪われて
夏なのに「冷え症」になってしまいます。
冬のものだと思われていた「冷え症」が、いま夏にも多く現れているんです。
食べ物やエアコンで内臓が冷やされ過ぎた結果、現れる夏の冷え症。
「たかが冷え症でしょ?」と甘く見ていると、体調不良を抱えたまま夏を過ごすことになりかねません。

「自分には関係ないなぁ~」「普段から冷え症じゃないし」と思っている方も要注意なこの冷え症。
試しに、二の腕を触ってみてください。
他にも脂肪の多い部分、例えばお腹やお尻、大腿部も触ってみてください。
どうですか?
どの部分も触ってみるとひんやりとしていませんか?
自覚はないけれど、身体(特に脂肪の多い所)を触ると冷えているのが夏の冷えの特徴です。
いわば「かくれ冷え症」。
普通の冷え症は手足が冷たくなるため、温かい飲み物を好みますが、
夏の冷え症では手足は温かいままなので、冷たい飲み物を好みます。
そのため、自分では冷えていると自覚しにくいのが夏の冷え症の厄介なところ。
自覚がないまま不摂生を続け、知らないうちに体内が氷の様に冷え、体調不良を引き起こしてしまいます。

冷えは万病のもと。放置しておくと、立て続けに調子を崩していきます。
身体が冷えると下痢、それから消化不良が現れます。消化不良の状態では食欲が低下し、エネルギー不足に。
エネルギーが不足すると元気がなくなり倦怠感、モチベーションの低下、ため息が良く出るようになります。
いつもなんとなくだるい、調子が出ない、などなど。
女性の場合はエネルギー不足から血行不良に移行し、肌のくすみ、髪のパサつきが表れます。
やがて血行不良が骨盤内まで及んで生理痛が出てくることも!

甘く見ていると怖い夏の冷え症、きちんと対策を取って元気に夏を過ごしましょう!
冷え症の対策は何と言っても予防。
生活習慣をちょっと工夫するだけで防げます。

夏の冷え対策
・シャワーだけではなく湯船につかる
出来ればじわっと汗をかくくらいまで温まると、体内の循環が改善されます
・飲み物はなるべく常温か温かい物を
冷たい飲み物は体内に吸収されるまでに時間がかかります。できれば常温で!
・筋トレをして筋肉量を増やす
なんといってもこれが重要!筋肉がなければ熱を作れません。
・首・お腹・足首を冷やさない
身体全体を温める大切な経穴が集中している首・お腹・足首。
ここを冷やさないようにすることはとても大切!
夏は冷房対策として上着やストール、レッグウォーマーなどを常備しておきましょう。
冷え症を予防して、元気に夏を楽しみましょう♪