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自分でできるツボ押し②顔のむくみ投稿日 : 2016年8月23日 (火曜日)

自分でできるツボ押し②顔のむくみ

朝起きて顔がむくんでいると、朝のテンションが下がってしまいますよね。          大切な予定の日は、自分でできるツボ押しで顔のむくみをすっきりさせましょう!

 

夏は汗をかくから、水分補給は必須ですね。
特に近年は熱中症の危険が高まっているため「意識的に水分を取るようになった」という方も多いのではないでしょうか。
外は暑いから、冷えた飲み物がとってもおいしく感じられますよね!
冷たい水分をとり、冷房の効いた部屋で過ごす・・・
夏の醍醐味と言えばそうなのですが、これを繰り返しているとむくみを引き起こしてしまうんです!
冷房の効いた部屋は末梢の血管を収縮させ、体液の循環を鈍らせます。
冷たい水分は胃腸の働きを弱らせ、余計な水分を排出させる力が低下します。
排出できずに水分がどんどん補給される・・・これでは体の中が水浸し!足も手も顔もパンパンにむくんでしまいます。
むくみが続くと体の中のミネラルバランスが崩れてこむら返りも起きやすくなります。

 

熱中症には気を付けなければいけませんが、適度に汗をかくことは大事です。汗腺が使われないでいると体臭がキツくなってしまうことも・・・
そして、飲み物は冷たすぎない物を選びましょう。体温と同じくらいの温度なら早く体に吸収されますので、胃腸に負担がかかりません。

 

むくみが気になる部分といえば、足や顔などが多いですよね。
例えば、朝起きて顔がむくんでいたりすると、出かけるのが億劫になってしまうことも。
特に、就職活動真っ盛りの今、大切な面接の日に顔がむくんでいたら大変!
そんな時に役立つツボをご紹介します。

 

顔のむくみを解消するために、まずは下準備のツボを押しましょう。
1、まずは合谷。四総穴の一つですね。「面目は合谷に収む」というように顔面の不調に使います。
示指の橈側を母指との付け根に向かって進んだところにズンッと重い感覚が出る場所があります。そこが合谷です。
2、続いて天容。下顎角の後下方で、胸鎖乳突筋の前縁に取ります。
3、次に耳珠の前に並んでいる耳門、聴宮、聴会のツボを刺激します。
2と3のツボはリンパ節が近いため、刺激することで水分を流しやすくします。
顔のむくみ・手甲顔のむくみ・側頭部①
さて、いよいよ顔面のツボ押しです。
1四白。瞳孔の下1寸。目じりから鼻側へ、眼窩下孔部のヘリを辿っていくとぽこっとへこんでいるところがあります。
四白のツボを見つけたらそっと指を置き、指の重さで刺激します。
2迎香。鼻孔の外5分。鼻唇溝中に取ります。
3承漿。頤唇溝の中心にとる。
それぞれ指で10秒間押しましょう。10秒たったらゆっくりと指を離します。

 

顔のむくみ・顔面

 

最後に仕上げのツボ、百会を刺激します。
耳と耳を頭上で結んだラインと正中線の交点です。正確には「前髪際を入ること5寸、正中線上に取る」です。
ここを刺激して、シャワーのように全身に水分を散らしましょう。

 

顔のむくみ・側頭部②

 

気を付けていても不調は起こるものです。そんな時に役に立つのが東洋医学!
自分で自分の体をメンテナンスすることで、勉強した知識が経験として身に付きますよ。
ぜひお試しください。
そして面接頑張ってください!