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自分でできるツボ押し③胃腸の働きを改善投稿日 : 2016年9月30日 (金曜日)

自分でできるツボ押し③胃腸の働きを改善

季節の変わり目、なんだかちょっと調子が悪い・・・そんなことってありますよね?今回は、胃腸の働きを改善するツボをご紹介します。

 

ついこの間まで暑かったと思ったのに、気付けばもう秋真っ盛り。早いですね。うだるような暑さにバテていた人も、暑さが引いて過ごしやすくなれば元気になるはず・・・と思いますよね。でも実は、秋は胃腸疲れが多く現れます。胸焼け・胃もたれ・食欲不振と、胃腸の不調が多く見られます。なぜでしょう?

 

 

それは夏の間の冷たい飲食物のせいなのです。熱中症予防のためにと取っていた冷たい飲み物、のど越しの良い冷たい食事・・・これらですっかり冷え切った胃腸が季節の移り変わりについていけず、不調が現れるのです。

 

 

また、夏の飲食物は総じて消化の良いものが多いですね。スイカ・きゅうりに代表される水分の多い野菜や果物、柔らかい冷奴やそうめん・そばなどの麺類、糖分の高いスポーツドリンク・果物ジュースなど、毎日食卓に上っていたと思います。これらは腸が動かなくても簡単に消化できてしまうため、腸の筋肉が落ちるのです。腸の筋肉が落ちると、今度は動きが悪くなり、動きに鈍った腸では悪玉菌が繁殖しやすくなります。

 

 

悪玉菌が繁殖するとどうなるのか?なんと、元々いた善玉菌で生態系を成している腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)を奪ってしまい居座るのです。そうなると、皮膚が敏感になったり、免疫系へ影響、とくにアレルギー体質のきっかけとなることが考えられます。さらに悪玉菌は有害なガスを出し、血流にのり肝臓にいってしまいます。これは肝臓に負担をかけます。このような状態になるとニキビや肌荒れの原因となってしまいます。

 

 

 

そこで胃腸の動きを改善して元気になる、お手軽なツボをご紹介します。

 

 

それは頬車(きょうしゃ)です。耳たぶのすぐ下に、下あごの骨(下顎骨)があります。この下顎骨のヘリを下がっていくと、下顎角(えらの部分)に触れます。このツボは、この角から前上方で、中指の幅一本分のところにあります。耳の付け根とえらのちょうど中間あたりから1cmほど内側にあります。口を閉じて噛むと筋肉が盛り上がり、力を抜くとくぼむところが頬車です。

 

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人差し指でイタ気持ちいいくらいの強さで押しましょう。歯ぎしりの癖がある方は、かなり響く場所なのでいきなり強く押さないように注意!このツボはリフトアップの効果もありますので毎日の習慣にしましょう。

 

次の季節である冬を迎える前に元気な胃腸を取り戻しましょう!